怒ったソンベク(キム・ミンジュン)は、急きょ謀反決行を取りやめた。
一方、宮殿へ先回りして謀反を阻止しようとユン(イ・ソジン)やチェオク(ハ・ジウォン)らは、決死の覚悟で宮殿に乗り込んだ。
宮殿では内部の謀反一味とユンらが激しい争いになった。
一旦は、王を人質にとられ苦境に立たされるもののチェオクの機転で、黒幕チョン・ピルジュンを葬り謀反を阻止した。
撤収を開始したソンベクを捕らえようとアジトに向かったチェオクだったが、ソンベクらの姿は無く逆に何者かに捕らえられた。
その頃、剣の師匠スウォルに会ったユンは、チェオクの兄がソンベクであることを知らされていた。
そして、スウォルは瀕死の状態にあるセウク(パク・ヨンギュ)の治療をすることになった。
タルピョンからユンにチェオクを捕らえていると知らせが入った。
死をもってチェオクを助け出そうと決意したユンは、ナニお嬢様に永遠の別れを告げチェオクのもとへ。
チェオクを人質にしたタルピョンとユンが向かい合うと、そこへタルピョンを追ってきたソンベクが現れた。
一瞬の隙をついてユンがタルピョンを葬った...タルピョンが持っていた砂金が海に流れ出す。
仲間の汗の結晶である砂金が流されたことで激怒したソンベクは思わずユンを刺した。
命消え行くユンはソンベクに、チェオクの正体が妹チェヒであることを告げた。
チェオクがユンに近づくと、ソンベクは去り、ユンは命尽きた。
しばらくして、スウォルの治療により回復したセウクらがソンベクを追い詰めていた。
そして、チェオクとソンベクが一対一で剣を交えることになった...チェオクの剣がはじき飛ばされる。
次の瞬間、ソンベクは自らの体に剣を突き刺した。
呆然とするチェオクにソンベク、"会いたかったチェヒ"。
チェオクはソンベクの体から剣を抜いて、距離を置いた...すかさずソンベクに銃撃や矢があびせらる。
思わずチェオクはソンベクに駆け寄り抱きしめた...銃撃や矢は止まらずチェオクの体にも容赦は無かった。
倒れこむチェオクとソンベク...ソンベク、"チェヒ"...チェオク、"兄上"。
二人は寄り添って息をひきとった。(終)
(総評)
ソンベクがカッコ良過ぎます。
特に第8話討伐隊敗退で川底から起き上がってくるシーン、討伐隊長チョ・チオとの一騎打ち。
ラストのソンベク対ユンがあまりにもあっけなかったのは残念。
歴史物にちょっと抵抗があったのですが、見方が変わりました。
人間関係はちょっと複雑、全体評価は文句無く◎。
チェオクの剣 ドラマ情報
チェオクの剣 キャスト&登場人物
チェオクの剣 キャスト&登場人物EX(画像付き)