イブの罠
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2006年03月02日

若者のひなた 第36話「川のほとり」

チャヒ(ハ・ヒラ)は、息子ボムスと二人で暮らしていた。
当面の目標は、インボム(イ・ジョンウォン)の入学金に充てるため持ち出したスチョル(ホン・ギョンイン)の貯金を返すことだ。
ユンベ(ホ・ジュノ)はホテルの人事課を訪ねるが、従業員名簿にもチャヒの名前は無かった。
それを訊いたインボムはチャヒをあきらめアメリカ留学を決意した。
チョン議員に呼び出されたフッゴムは、ある人物のお金を運用するという大きな仕事をまかされた。
イノ(パク・サンミン)のケガは重くデプン少年が心配する中、ただ苦しむばかりだった。
その頃、サンカル組との関係が続いているチュンシクは、フッゴムのアジトを見張っていた。
そしてチュンシクは、そこから出てきたヒョンジ(イ・ジウン)の後を追った。
留学を決意したインボムはソッジュ(ペ・ヨンジュン)にそのことを告げた。
そして、久しぶりに会ったソッラン(パク・サンア)を抱きしめた。
二人は川のほとりの車の中でキスをした。
その頃、イノのバイク店を訪ねたヒョンジは、そこで苦しむイノを発見...仲間とともに病院へ運んだ。
その一部始終を見ていたチュンシクは、サンカルに連絡した。
そんな中、チャヒは近々ホテルの正社員になることが決まった。
一方、炭鉱村舎北では、ジョンヒ(チョン・ドヨン)の応募した小説が入選し、新人女性作家の誕生として新聞や雑誌で大々的に報道された。
ジョンヒの長編小説のタイトルは、「鉱山村に生まれて」

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2006年03月01日

若者のひなた 第35話「彼女に似た人」

キムさん(チェ・ヨンス)がチャヒ(ハ・ヒラ)をホテルで見かけたという話は、イさん(キム・ミヒョン)からユンジャ(イ・ギョンシム)に伝えられた。
チャヒは体を売って生計を立てているのではないかというイさんの推測にユンジャは不安になった。
ユンベ(ホ・ジュノ)に連絡したユンジャは、一緒にホテルへチャヒを探しに行くが宿泊者名簿にチャヒの名は見つからなかった。
一方、インボム(イ・ジョンウォン)は、母(キム・スミ)がソウルで住み込みの仕事をしていることをソッジュ(ペ・ヨンジュン)に打ち明けた。
すると、ソッジュも留学先では専攻を経営学科から映画科に変更することを話した。
ユンベはチャヒらしい女性をホテルで見かけた話をインボムにするが、インボムはチャヒには会いたくないとユンベを追い返した。
すぐに後悔したインボムは、ジムにユンベを訪ね、ホテルの従業員を調べようと提案した。
一方、イノ(パク・サンミン)は、フッゴムを助けた日やその数日前の記憶が少しずつ戻り始めていた。
そして、自分が元チンピラだったというデプン少年の言葉を確かめるため、ケンカをしてケガを負ってしまう。
ユンベと飲んで泥酔したインボムは寝言で、"チャヒ"とつぶやいた...ユンベはそれを聞いていた。
今も左手にインボムから貰った指輪をしたチャヒはホテルの電話交換室で働いていた。
そして、チャヒには三歳になる息子ボムスがいた。

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2006年02月23日

若者のひなた 第34話「退役の日」

バスで帰ってきたインボム(イ・ジョンウォン)をソッジュ(ペ・ヨンジュン)が出迎えた。
まず二人が向かったのは、ジンミ化粧品だった。
そしてソッジュの家、インボムとソッラン(パク・サンア)は久しぶりの再会を果たし、抱き合いキスをした。
その頃、ヒョンジ(イ・ジウン)はフッゴムから連絡を受け、国会議員の接待をすることになった。
ヒョンジは、用事が終わったら訪ねるとイノ(パク・サンミン)に電話した。
ユンベ(ホ・ジュノ)は、会長やコーチとともにボクシング世界戦の記者会見を行った。
ヒョンジとフッゴムがレストランに着くと、程なく退役祝いのためソッジュ一家とインボムがやってきた。
やがて国会議員チョン・ホジンが来て、ソッジュの父ハ社長に気がついた。
チョン議員は、ウェイターを介してハ社長に挨拶するが、ハ社長は素っ気無かった。
自分の父親に会ったことで動揺したヒョンジは先に帰った...イノとの約束はもう忘れていた。
外で遅くまでヒョンジを待つイノ...デプン少年に促され家の中に入った。
ヒョンジは帰ってきたフッゴムから、ハ社長とチョン議員が不仲であることを聞かされた。
住み込みで働く店でずっとインボムを待ち続けていた母(キム・スミ)のもとへインボムが現れたのは、店が閉店してからだった。
やがてユンベがやって来て二人は飲みに出かけた。
そこでインボムは、突然姿を消したチャヒ(ハ・ヒラ)を許さないこと、近々留学に行くつもりだということをユンベに話した。
そして、チャヒに会ったらそのことを伝えて欲しいとユンベに頼んだ。
インボムは三年前、チャヒが診察を受けた病院を訪れていた。
一方、炭鉱村舎北では、ジョンヒ(チョン・ドヨン)が雑誌に応募するための長編小説を書き上げていた。
ふと、家の外にチャヒの姿を見かけるが、それは幻だった。
ソウルのあるホテル、元ホステスのキムさん(チェ・ヨンス)が一人の女性とすれ違った。
見覚えのある顔に後を追うが見失った。
ホテルの階段をさっそうと歩く女性、それはチャヒだった。

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2006年02月21日

若者のひなた 第33話「夢そして現実」

3年後、1991年夏。
ソッジュ(ペ・ヨンジュン)とジュヒは空港で、留学先から一時帰国したソッラン(パク・サンア)を迎えた。
軍に入隊したインボム(イ・ジョンウォン)の退役の日が近づき、それに合わせてソッランは帰ってきたのだ。
ユンベ(ホ・ジュノ)は、ソウルでユンジャ(イ・ギョンシム)と二人暮らし。
時々、ソウルで洋品店を開いた元ホステスのイさん(キム・ミヒョン)が訪ねてくる...元ホステスのキムさん(チェ・ヨンス)もソウルに出てきていた。
ユンベのボクシングは順調で、東洋チャンビオンになっていた。
ユンジャも女優の道を歩み始めたが、今はまだエキストラで失敗ばかり繰り返していた。
そんな中、ユンベの世界挑戦が決まった。
この喜びをユンジャは、親友のチャヒ(ハ・ヒラ)に知らせたかったが、チャヒは3年間消息不明になっていた。
イノ(パク・サンミン)はデプン少年とバイク店を営んでいた。
しかし、フッゴムを救い出した日に受けた暴行でそれ以前の記憶を失っていた。
ヒョンジ(イ・ジウン)は、今もフッゴムのところに身を寄せていて、イノのところへも時々顔を出す。
舎北の店を閉めたインボムの母(キム・スミ)は、ソウルに出て住み込みで厨房の仕事をしていた。
一方、炭鉱村舎北では、ジョンヒ(チョン・ドヨン)が昼は炭鉱事務所で働き、夜は遅くまで勉強したり小説を書いたりしていた。
スチョル(ホン・ギョンイン)は夜になると外に出て、チャヒが戻ってくるのを待っていた。
スチョルに待ってもムダだと怒るジョンヒも涙が止まらなかった。
三年前、ジョンヒはチャヒから"家族を捨てて自分の人生を歩む"という内容の手紙を受け取っていた。
そして、インボムの退役の日を迎えた。

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2006年02月17日

若者のひなた 第32話「妊娠」

チャヒ(ハ・ヒラ)はインボム(イ・ジョンウォン)と病院へ行くことになった。
二人が下宿を出た後、ソッジュ(ペ・ヨンジュン)とソッラン(パク・サンア)が見舞いにやって来た。
チャヒは病院の近くの喫茶店にインボムを残し、ひとりで病院へ入った。
待ちきれないインボムは、喫茶店を出て病院の前で待った。
やがて、病院から出たチャヒは妊娠していなかったことをインボムに伝えた。
舎北へ帰るチャヒを駅に送り届けたインボムは、悲しげなチャヒの姿を見送った。
インボムが下宿に戻ると、待ちくたびれて帰ったソッジュが書いた食事に誘うメモがあった。
その頃、イノ(パク・サンミン)はフッゴムが捕らえられているサンカルのアジトで情報を収集していた。
舎北行きの列車の中、チャヒはソウルへ来てからの事に思いをめぐらせていた...医者から妊娠を告げられたことも。
そして、チャヒは何でもない途中の駅で列車を降りた。
一方、インボムはソッジュの家で食事パーティの歓迎を受けていた。
イノから情報を得たヒョンジ(イ・ジウン)らが、サンカルのアジトからフッゴムを救い出した。
協力したイノはチュンシクに顔を見られ、デプン少年の待つ倉庫に帰ったところをボコボコにされた。
程なく心配したヒョンジがやってくるが、イノは意識がなくなるほど重傷だった。
食事パーティの帰りソッランが車でインボムを送ってきた。
留学に行くことになったソッランは私を待っていて欲しいと頼み、二人は指きりをした。
そして、ソッランはインボムに寄り添った。
少し離れたところには、ソウルに戻ってきたチャヒが涙を流して立っていた。
3年後、1991年夏。
炭鉱事務所で職員から"イムさん"と呼ばれたのは、チャヒではなく妹のジョンヒ(チョン・ドヨン)だった。

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