ヒョヌ(
パク・ジョンチョル)はウンス(
コ・ソヨン)に、"君を守る青い魚になりたかった"という手紙を残していた。
やがて、ヒョヌから連絡を受けていたドンヒョク(
リュ・テジュン)がウンスを迎えに来た。
ウンスは、ドンヒョクから初めてドンマンが殺されたこと、ヒョヌが殺人を認めて自首したことを聞かされた。
一方、警察でドンマンがナイフで刺殺されたと知ったヒョヌは、自分の無実を確信していた。
同じ頃、別件で逮捕された男の口から真犯人が浮かび上がっていた。
そんな中、ウンスとウンスの父がヒョヌの面会に来た。
そして、父は二人を引き離した本当の理由を語り始めた。
ウンスの父が公安検察だった頃、反政府勢力との関係を疑われたヒョヌの父を拷問し無理やり罪を認めさせた。
直接拷問したのは、当時ウンスの父の部下だったドンマンだった。
そして、抗議に来たヒョヌの母とウンスの父がもみ合いになった時、はずみでヒョヌの母は階段から転げ落ち帰らぬ人となった。
服役していたヒョヌの父は、出所後ウンスの父を刺すが、過去をもみ消したいウンスの父は、この件を闇に葬った。
ドンマンだけが拷問の罪で3年間服役...出所後ウンスの父を脅迫し始めた。
罪悪感に悩まされるウンスの父は、知り合いから身を隠すため、ドンマンか逃れるためオーストラリアに移住した。
時が流れ、婚約式で再会したウンスの父は、ヒョヌの父に謝罪するが、受け入れられることは無かった。
これまで、母は交通事故で亡くなり、父は交通刑務所に服役していたと聞かされていたヒョヌはショックを隠せなかった。
全てを話し終えたウンスの父は、"私たちの過去が君たち二人を不幸にしてしまった"と謝罪した。
その頃、警察に呼ばれたドンヒョクとその秘書は、ドンマンを殺した暴力組織との接触を認めていた。
直接犯行を指示していないという主張が認められ、ドンヒョクは不起訴処分となった。
やがて、疑いの晴れたヒョヌは釈放された。
ヒョヌの父が、"二人を引き離せば全てうまくいくと思っていた"と謝罪すると、ヒョヌは父を抱き寄せ黙って許した。
ユンジョン(
パク・ハンピョル)は、完全にヒョヌをあきらめる決意をし、ウンスとヒョヌの幸せを心から願っていた。
一方、会社に辞表を出したドンヒョクは、"自分勝手だった"と謝罪しウンスを解放した。
辞表を受理しなかった会長の温情でドンヒョクは、アメリカ支社への異動を命じられた。
ヒョヌの父を訪ねたウンスの父は、土下座して過去を謝罪し、ウンスとヒョヌを認めて欲しいと懇願した。
ドンヒョクはウンスに、"君を愛したことは後悔していない"と告げ、アメリカへ旅立った。
練習室に来たウンスは、そこで新しいバイオリンを見つけた...ドンヒョクからの最後の贈り物だった。
そして、ウンスの前に現れたヒョヌは、"初めからやり直そう"とウンスを抱きしめた。
ウンス、"もうどんな暗闇も怖がらない、あなたが守ってくれるから"
ヒョヌ、"本当の愛は、相手を許すこと、愛してる"(終)
(総評)
ちょっと暗めの雰囲気がずっと続くこんなドラマが結構好きです。
愛し合うウンスとヒョヌがなぜ引き離されなければならなかったのか?が最大のテーマなんだけど、結局最終回にウンスの父の口から語られるまでは謎のまま。
途中、ヒョヌの父がウンスの父を刺したという事実だけが明かされるけど、動機も聞かずに納得してヒョヌをあきらめるウンスは不思議。
悪役のはずのドンヒョクも最後は顔が穏やかになってた...破滅すると思ってたけど救いましたね、よかったよかった。
ウンス役の
コ・ソヨンもヒョヌ役の
パク・ジョンチョルもいい雰囲気を持っていました。
好きなシーンは、第2話のヒョヌがオーストラリアのローズガーデンで白いバラの花言葉を知るところ。
韓国では、視聴率がイマイチだったみたいだけど、個人的には好きなドラマのひとつになりました。
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