星を射る 第16話(最終回)

ドフン(イ・ソジン)はソラ(チョン・ドヨン)に、兄弟の間に割り込むなと言いソンテ(チョ・インソン)と別れるよう要求した。
ソラは納得はしていないものの、将来を考えソンテに別れを切り出した。
ドフンを無視することができなくなったソンテもソラの別れ話を受け入れた。
そしてソンテは、映画「星を射る」の主役にキャスティングされ、第二の俳優人生をスタートさせた．．．字が読めないことやドフンと義理の兄弟であることも公表された。
距離を置いたソラとソンテ．．．お互いを想い眠れない日々が続く。
機嫌を損ね中のミリョン(ビョン・ジョンス)に、パダ(パク・サンミョン)が新しい指輪を用意すると、二人はアッサリ仲直り。
ソンテは、俳優として脚光を浴びるようになるが、ドフンが兄弟の話や難読症を売り物にしていることに気づき始める。
一方、イェリン(ホン・ウンヒ)もドフンへの復讐をあきらめてはいなかった。
ソラやパダもドフンの汚いやり方に気づき、むしろイェリンには同情的だった。
記者のインタビューにソンテは、ソラを愛していると話した。
世間は、ソラとソンテの関係を肯定的にとらえソンテのイメージもアップするが、ドフンはソラとソンテの交際は認めなかった。
パダがミリョンとの婚約式にソンテを呼ぼうと話すと、ソラはソンテと別れると打ち明けた。
ソンテを訪ねたパダは、ソラかドフンかどちらかを選べと話し、もしソラを選ぶなら婚約式に来いと告げた。
イェリンはドフンに自首を迫るが、ドフンは動じずイェリンを追い返した。
しかし、会話の様子をビデオで隠し撮りしていたイェリンは、そのテープをマスコミに送りつけた。
パダとミリョンの婚約式が始まった。
その頃、破滅が確実となったドフンはソンテに助けを求めるが、ソンテは罪を償うチャンスだと言いドフンを突き放した。
開き直ったドフンが醜い本性を現すと、ソンテは義兄ドフンと決別した。
そして、ソンテが婚約式にやって来た．．．嬉しすぎるソラ、すぐに超ラブラブになる。
しばらく後、ドフンが逮捕されソンテは涙した。
自殺を図ったイェリンをパダが見つけ病院へ運ぶが、イェリンはすぐに病院から姿を消した。
ソンテがソラとパダの住むアパートに戻った。
屋上へ来たソラとソンテは、じゃれ合いながら幸せを噛みしめた。(終)

(総評)
イ・ソジンの悪役ぶりは凄かった．．．ホン・ウンヒも真っ青。
チョ・インソンは、「バリの出来事」とは１８０度違うキャラのはずなのに何故か一緒に見えたのは私だけ？
「危機の男」では嫌らしかったビョン・ジョンスも、このドラマでは可愛い。
そして、チョン・ドヨン．．．幼すぎずオバさん過ぎずこのドラマが一番いいような気がします。
パク・サンミョンもいい感じでした。
このドラマに限らず２０００年辺りのドラマが一番おもしろい。

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星を射る 第15話

パダ(パク・サンミョン)の怪我の件で激怒したソンテ(チョ・インソン)は、ドフン(イ・ソジン)をボコボコにした。
ドフンはソンテの里親の話を持ち出し、自分が兄ではないかと尋ねるが、興奮するソンテは聞く耳を持たなかった。
一人になり冷静さを取り戻したソンテは、ドフンの話が気になりだす。
しかし、子供の頃優しかった兄の姿と野望に満ち醜い生き方をする今のドフンの姿を重ね合わせることはできなかった。
一方、真実を知らされたソラ(チョン・ドヨン)は、ドフンに新たな怒りをおぼえるが、ソンテの将来を考え忘れることにした。
自分を心配してくれるソラの思いやりに触れたソンテは、ソラを抱きしめ、二人の愛は、より一層深まった。
そんな中、パダがミリョン(ビョン・ジョンス)にプロポーズした．．．嬉しくてたまらないミリョンだったが、パダの用意したセコい指輪が気に入らない。
一方、苦境に立たされたイェリン(ホン・ウンヒ)は、再びドフンを脅迫するが、ドフンはソラもパダも真実を知っていると言い開き直った。
強がるドフンだったが、今後ソンテがどんな行動にでるのか不安でたまらなかった。
ドフンはソラに、ソンテの捜している里親が自分の亡くなった両親ではないかと打ち明け、弟の名前が"ドワン"で家族からは"ワン"と呼ばれていたことを伝えた。
ソンテに会ったソラは、ソンテが"ワン"と呼ばれていたことを知り、体の震えが止まらなくなる。
そんな中、イェリンのホステスだった前歴が報道された．．．奈落の底に落ちたイェリンは、ドフンを巻き込もうとする。
早速イェリンはソンテに、ドフンへの復讐を持ちかけた。
ソラはパダに、ソンテの捜している兄がドフンであることを打ち明けた。
その事実をソンテのために隠し通そうとするソラと、どう受け止めるかはソンテが決める事だと言うパダ．．．二人は思い悩む。
イェリンにそそのかされたソンテは、ドフンを訴えると言い出した。
しかし、乗り気じゃないソラとパダに、ソンテは納得がいかない。
このままではソンテが不幸になると判断したソラとパダは、ソンテに真実を打ち明けようと決意した。
しかし、先にドフンがソンテに真実を話してしまう。
ドフンから"ワン"と呼ばれたソンテは、聞き覚えが無いと答えドフンを兄と認めようとしなかった．．．荒れるソンテ。
泣きついてきたイェリンをパダが抱きしめ慰めていると、そこをミリョンに見られてしまう．．．婚約しないと言い出すミリョン。
ドフンは、ソンテを両親の墓前に連れて行き、これまでの苦しめてきたことを謝罪した。
さらにドフンは、両親の苦労を並び立て自分の正当性をアピールし、これからは兄として正しく生きていきたいとソンテにすがりついた。
純粋なソンテは、それが全てドフンの演技だとは気づかず号泣する。

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星を射る 第14話

ソンテ(チョ・インソン)が去り寂しくて仕方の無いソラ(チョン・ドヨン)とパダ(パク・サンミョン)。
ソラは、ソンテのために食事を作り続けていたことで、料理の腕が知らずのうちに上がっていたことに気づいて余計に寂しくなった。
一方のソンテも、たまらずソラに会いに行くが、玄関前に立つとグッと気持ちを抑えソラに会わずに帰ってしまう。
そんな中、ソンテとイェリン(ホン・ウンヒ)が共演してミュージックビデオの撮影が行われることになった。
スキャンダルの渦中にある二人を採用することで話題を集めようとするドフン(イ・ソジン)の企画だった。
仕事中もソラの事が頭から離れず憂いに満ちた表情のソンテだったが、感情のこもった演技とみなされ逆に評価を上げる形になった。
ある日の撮影中、イェリンをかばったソンテが怪我をしてしまう。
怪我は大したことはなかったが、話題作りのためドフンがわざと大げさに情報を流した。
心配したソラがすぐに駆けつけるが、ソンテはドフンの手前ソラを冷たく追い返してしまう。
ソンテの態度を演技ではないかと疑うドフンは、ソンテを監視するため病室に居座った。
家に帰ったソラは、"ソンテが別人になった"とパダに泣きつき、寝込んでしまう。
その頃ソンテは、テープレコーダーに録音されたソラの励ましの言葉に元気付けられていた。
次の日、パダがソンテを訪ねると、ソンテはドフンから全て奪い返すための行動だと説明した。
パダは、ソラが寝込んでいることを話し、ソラに会いに来るようソンテに頼んだ。
家に帰ったパダは、ソンテが会いに来ると話し、ソラを元気つけた。
次の日、朝からウキウキのソラは、ソンテとの再会を楽しみにしていた。
一方、ソンテもソラに会いに行こうとするが、ドフンから仕事を言いつけられ阻まれる。
何とかスキを見て仕事を抜け出したソンテだったが、待ちくたびれたソラと行き違いになり、その日二人は会えなかった。
次の日、ようやく会うことが出来た二人。
ソラのやつれた顔を見たソンテがいつか必ず戻ると約束すると、二人の心が通じ合った。
そんな中、スポンサーの意向でイェリンがミュージックビデオから降板することになった。
納得のいかないイェリンは、パダの事故を持ち出し何とかするようドフンを脅迫した．．．二人のやり取りをソンテが聞いてしまう。
ソンテはすぐにパダに会いその事を話すが、パダは過ぎた事は忘れろと問題にしなかった。
その頃ソラはドフンに、ソンテの望みである里親捜しに協力して欲しいと頼んでいた。
(ソンテは、一年ほど里親の元で暮らし、里親が事業に失敗すると孤児院に戻された．．．別れる時、歳の離れたソンテの兄は、お金持ちになって必ず迎えに来ると約束した)
ソラから話を聞いたドフンは、徐々に動揺し、自分自身の子供の頃を思い出していた。
あまりにも似通った話にドフンは、ソンテが自分の弟であることを確信していた。

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星を射る 第13話

ソンテ(チョ・インソン)はソラ(チョン・ドヨン)を連れてその場から逃げ出した。
二人は、バスに乗り夜の海に来た。
大きな声で叫びながら砂浜を駆け回る二人は、心のモヤモヤを全て吐き出した。
二人は、その日海辺の近くの民宿に泊まることになった．．．お互いドキドキが止まらないが、やがてキスをしてイチャつく。
その頃パダ(パク・サンミョン)は、家に押しかけてきた記者たちへの対応に苦慮していた。
ソンテから電話を受けたパダは、ソンテのソラに対する気持ちが真剣で本物だと知り、二人の仲を認めようと思い始めた。
ソンテに商品価値を見出したドフン(イ・ソジン)は、ソンテをパワー社の所属にするよう求めるが、パダはキッパリと断った。
ミリョン(ビョン・ジョンス)がソラとソンテを傷つけたイェリン(ホン・ウンヒ)をボコボコにすると、パダは、"よくやった"とミリョンを褒めた。
そして、パダとミリョンはラブラブになった。
次の日、パダは帰ってきたソラとソンテを優しく出迎え、二人の交際を認めた。
堂々としていたいというソンテは、ソラを伴い記者たちが待ち構える家に戻った。
ソラとソンテの熱愛が報道され、イェリンとの二股を疑われたソンテは、世間から見放され仕事も来なくなった。
世間からどう思われようと構わないソンテだったが、ただ演技ができない事が辛かった。
しかし、落ち込まず前向きに考えるソンテの姿を見たソラは、それが嬉しかった。
一方、現実に仕事が来なくなったソンテの姿を見たパダは、ソンテの将来を考えドフンの提案を受け入れようと決意した。
パダから相談されたソラは、即座に猛反対するが、ソンテにとって何が一番幸せなのかを考え思い悩むことになる。
ソンテの誕生日、生まれて初めて祝ってもらって嬉しいソンテは、ソラの作ったワカメスープをむさぼった。
パーティで盛り上がりつつも、ソンテをドフンに渡す覚悟を決めたソラとパダは空元気だった。
二人きりになったソラとソンテは、夜のデートを楽しんだ．．．一緒に撮ったプリクラのラブラブシールを携帯に貼るソラ。
ソラとパダからパワー社入りを勧められたソンテは、激しく拒否するが、ある考えがひらめくと一転して承諾することに。
ドフンに会ったソンテがパワー社入りの条件としてパダから奪ったお金を返すことを提示すると、ドフンはソラと別れることを条件にしてきた。
条件を飲んだソンテは、パダにお金を渡し、自分を信じて欲しいと頼んだ。
そして、ソンテがパワー社所属になった。

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星を射る 第12話

スキャンダル対策という口実でソラ(チョン・ドヨン)を呼び出したドフン(イ・ソジン)は、ソラとソンテ(チョ・インソン)の関係をバラすと匂わせ、交際報道を否定しないよう脅迫した。
その頃、パダ(パク・サンミョン)はソンテに、イェリン(ホン・ウンヒ)との関係を問いただしていた。
ソンテはパダに、ソラだけを愛していると言い切った。
ソンテを信じたパダは、イェリンに見切りをつけようとするが、またしても泣き落としにあってしまう。
ソラがソンテのためにスキャンダルを認めようと頼むと、パダはイェリンのために同じことを頼もうとしていたと応えた。
ソラがソンテにスキャンダルを認めるよう説得すると、ソンテはやり切れない思いで一夜を過ごした。
翌日ソンテは、仕事場で会ったイェリンに、ウソの連続でうんざりだと話し突き放した。
仕事は何とか無難に乗り切るソンテだったが、その後、記者のインタビューが待っていた。
ソラの説得で嫌々インタビューに臨んだソンテは、イェリンとの関係を否定し他に好きな人がいると答えた。
そんなソンテをソラは怒ろうとするが、逆にうれしくて涙が止まらなかった。
一方ドフンは、記者の前で大恥をかき商品価値を失ったィェリンを見放そうとしていた．．．苛立ちパニックに陥るイェリン。
ヤケになったイェリンは、記者たちを集め、ウソを並べ立てソンテを非難し、ソラとの関係もバラした。
それを受けパダは、ソンテの潔白を証明するため、改めて記者を集めようとしていた。
イェリンは、自殺をほのめかしパダを脅すが、パダは動じず真実を話せと強気に出た。
記者の前に立ったソンテは、再びイェリンとの関係を強く否定した。
そして、その場にソラが現れると、たちまち記者たちに取り囲まれた。

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