その頃、ヒジョンの姉スジョン(ユン・ヘヨン)はピアノの独奏会を控えて緊張していた。
そんなスジョンの楽屋に数年ぶりの再会になる幼なじみのジョンウ(ユ・ジュンサン)が訪ねて来たが、本番が近いこともあり後で会う約束をして別れた。
家族やジョンウらが見つめる中、スジョンの演奏が始まる...観客席にはスジョンをじっと見つめるもう一人の男チュング(チョン・ボソク)がいた。
しばらくするとスジョンは突然演奏を止め舞台を降り姿を消した...泣きながら街をさまよい歩き、そして一人別荘に姿を現した...一連の行動の理由はわからない。
一方、空港に着いたヒジョンも同行してきたチョン主任の目を盗んで姿を消していた。
ヒジョンは恋人チョルミンの墓参りをすませ、教会で修道女になることを心に誓っていた...それが自分のせいで死んだチョルミンへの唯一の償いの道だと信じていた。
そんなヒジョンの思いとは裏腹に、ヒジョンの父は近く地方に建設するカジノをヒジョンに任せようとしていた。
しかし、カジノの利権を巡って用地買収がスムーズに進まず、暴力団も地上げに乗り出していた。
そんな状況を打破しようと、ヒジョンの父は一人の男を現地に送り込もうとしていた。
突然姿を消したことを心配したヒジョンは別荘にスジョンを訪ね悩みを聞きだそうとするが、スジョンは演奏をミスしただけだと真相を語ろうとはしなかった。
その頃、刑務所に服役していたチンピラのジェミン(キム・レウォンの二役)の出所が明日に迫っていた。
恋人のミスク(ヤン・ミラ)や子分のサンマンらが喜ぶ中、ジェミンの父も表情には出さないが息子との再会を心待ちにしていた。
次の日、とりあえずカジノの準備のため父親の所有する地方のホテルに就職することになったヒジョン。
地方に向かうためヒジョンが乗った列車には、スジョンの独奏会場にいた男チュングも乗っていた。
そして途中の停車駅、出所したジェミンも乗り込んできた。
ジェミンは列車の中で会った顔見知りのチュングに声を掛けるが、無視されてしまう。
ジェミンの姿を見たヒジョンは、ジェミンが亡くなった恋人のチョルミンとそっくりなことに驚愕する。
ジェミンのことが気になって仕方のないヒジョン...時々目が合う。
そして、同じ駅で下車した二人...と、迎えに来ていた恋人のミスクがジェミンに抱きついた。
人生は美しい ドラマ情報
韓国ドラマ登場人物 人生は美しい


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