危機の男 第１０話

ドンジュ(キム・ヨンチョル)は、村の住民からグムヒ(ファン・シネ)が来ていたことを知るがどうすることも出来なかった。
一方、何とかソウルへ帰ったグムヒの家にジュンハ(シン・ソンウ)が訪ねて来た。
その様子を見かけたドンジュの母親は、グムヒの浮気を疑い激しく責めた。
そんな中、ナミ(ビョン・ジョンス)の画廊でヨンジ(ペ・ジョンオク)が個展を開くことになった。
しかし、絵のことがわからないナミはヨンジとの打ち合わせをジュンハに任せ、買い物するためニューヨークへ旅立った。
ジュンハは、ヨンジに会うための出張にヨンジの同級生だというグムヒを同行させた。
移動中の車の中、グムヒはジュンハに、夫の浮気相手がヨンジであることを打ち明けた。
打ち合わせ場所のホテルに着くと、ジュンハはヨンジに会いたくないグムヒを部屋に残してヨンジとの食事に臨んだ。
それに対してヨンジは気が引けるドンジュを、恋人だと自慢したいと説得し、ジュンハとの食事に同席させた。
食事が終わり、部屋へ戻る三人がエレベーターを待つ．．．程無く扉が開くと中にはグムヒ．．．固まる四人。
ジュンハがホテルのバーで一人飲んでいると、グムヒが現れ一緒に飲み始めた。
そして、二人が部屋に戻ると、ジュンハはグムヒに突然のキス。
グムヒが拒むと、ジュンハ、"夫にあてつけたいのに、弱気でどうする"．．．頷くグムヒ。

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危機の男 第９話

しばらくして、ようやくドンジュ(キム・ヨンチョル)にヨンジ(ペ・ジョンオク)から電話が入った。
田舎の家に来たヨンジは、ドンジュに服を買ってきた。
グムヒ(ファン・シネ)の選んできたこれまで服のセンスをバカにするヨンジにドンジュは何故か反論したくなる。
一方、グムヒはジュンハ(シン・ソンウ)から子供の誕生プレゼントとして何冊かの本を受け取っていた。
家に帰ったグムヒが本を子供に渡すと、子供たちは、"パパのプレゼントは捨てたのに"とグムヒに冷たい。
ナミ(ビョン・ジョンス)からヨンジに画材を送るよう指示されたグムヒは、アトリエの住所がドンジュの田舎の家の近くだと知ってしまう。
ある日、家に来たドンジュの母親から電話を受けたグムヒは、妻としての振る舞いを責められる。
ドンジュの母親と顔を合わせたくないグムヒは、家に帰りたくない。
友人ソンヨンを誘って屋台で飲むが、ソンヨンが元夫と会うため先に帰ると、グムヒは行く当てが無い。
そして、グムヒの足は自然とジュンハが通うバーの方に向いていた。
バーの前、ジュンハの姿を見かけたグムヒが期待を胸に膨らませ店に入ると、そこにはナミの姿．．．友人との待ち合わせで来たとウソをつくグムヒ。
孤独感に襲われるグムヒは、田舎にドンジュの様子を見に行こうと決めた。
そして、田舎の家に来たグムヒの目に飛び込んできたのは、子供のようにじゃれ合うドンジュとヨンジの姿だった。
グンヒは来た道を引き返すが、体に力が入らず道端で泣き崩れた。

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危機の男 第８話

ヨンジ(ペ・ジョンオク)が帰ると、家の前でグムヒ(ファン・シネ)が待っていた。
グムヒがドンジュ(キム・ヨンチョル)を返して欲しいと頼むと、ヨンジはドンジュが帰らないのは彼の意思だと話した。
グムヒが子持ちの男と不倫して怖くないのかと尋ねると、ヨンジは怖くて惨めで面倒だけど離れられないと答えた。
それを聞いたグムヒはあきれ果ててこれ以上話す気にはなれなかった。
ドンジュに電話したヨンジは、泣きながら心の苦しみを訴えた。
ジュンハ(シン・ソンウ)の提案により会社の仲間でキャンプに行くことになった。
グムヒも三人の子供を連れて参加．．．子供まで連れてきて図々しいと嫌味たっぷりのナミ(ビョン・ジョンス)。
子供たちはジュンハになつき、写真もいっぱい撮った．．．偶然、ジュンハとグムヒだけの写真が撮れた。
一方、ヨンジはドンジュの田舎の近くにアトリエを構えた。
早速、ドンジュがアトリエを訪ねてきて嬉しいヨンジだったが、ドンジュが子供に電話する姿を見てショックを受ける。
その日は末っ子カウルの誕生日、ヨンジは平静を装ってドンジュのプレゼント選びに付き合った。
ソウルに戻ったドンジュはグムヒより先に家に着き、子供たちと誕生パーティを始めていた。
そして、遅れて帰ってきたグムヒはドンジュを見つけると怒り出し、子供へのプレゼントをゴミ箱に捨てた。
キャンプでのジュンハとの写真を見つけたドンジュはグムヒを責めるが、グムヒは無視してドンジュを追い返した。
田舎に戻ったドンジュを訪ねてきたヨンジの継母はドンジュにお金を渡しヨンジと別れて欲しいと頼んだ。
程なくヨンジは継母の指図で軟禁状態となり、ドンジュはヨンジと連絡がとれなくなった。

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危機の男 第７話

ジュンハ(シン・ソンウ)はグムヒ(ファン・シネ)にキスをして押し倒した。
グムヒが拒むと二人は離れ、無言で別れた。
ナミ(ビョン・ジョンス)がオーナーのギャラリーは、画家であるヨンジ(ペ・ジョンオク)と契約した。
ヨンジに会う約束のナミに付き合ったジュンハは、ヨンジと初対面を果たす。
グムヒの母が亡くなり、葬儀ではドンジュ(キム・ヨンチョル)とジュンハが正式な初対面を果たす。
ドンジュがソウルに戻り久々に一家揃っての生活を送るが、初七日を過ぎるとドンジュはヨンジに電話．．．次の日会う約束をする。
田舎に帰ると言い出すドンジュに、グムヒは"好きにすれば"と強気だが、部屋に戻ると涙が止まらない。
そんなグムヒにドンジュが寄り添うと、グムヒは"行かないで"と泣いてすがった．．．グムヒを抱きしめるドンジュ。
次の日、ウキウキしながらドンジュを待つヨンジ．．．が、いつになってもドンジュは現れず急用ができたと電話が入る。
ソンテに誘われたヨンジが出かけると、家族と一緒に買い物に来たドンジュを見かける。
強いショックを受けたヨンジはソンテとの約束をすっぽかした。
家族の絆を取り戻したかに見えたグムヒとドンジュだったが、家に帰るといつもの言い争いになる。
引き止めるグムヒを押しのけて家を出たドンジュ。
ヨンジの家に来たドンジュは別れを切り出し一旦部屋を出るが、思い直して舞い戻るとヨンジを抱きしめた。
母の死で長く会社を休んでいるグムヒにジュンハが電話を入れると、受話器の向こうでは泣き叫ぶ子供の声。
ジュンハはソンヨンを伴ってグムヒの家へ．．．苦しむグムヒをジュンハがおぶって病院へ．．．大事には至らなかった。
その頃、ドンシュの田舎の家にはヨンジが遊びに来ていた。
農業について熱く語るドンジュを頼もしげに見つめるヨンジ．．．中年ラブラブ。
ソウルに帰るヨンジを駅まで送ったドンジュは、電車が出ると慌てて車に乗って後を追った。
猛スピードで電車を追い越したドンジュは次の駅に先回りして電車に乗り込む。
座席で眠るヨンジの前にドンジュが座り、目覚めたヨンジは驚く。

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危機の男 第６話

グムヒ(ファン・シネ)はソンヨンに、お金を貸して欲しいと頼んだ。
ドンジュ(キム・ヨンチョル)の田舎の家に、グムヒからの手紙とヨンジ(ペ・ジョンオク)からの荷物が届いた。
グムヒの手紙には離婚届が、ヨンジからの荷物は"電話してね"と書かれた携帯電話だった。
しばらくすると、ドンジュが子供を連れてソウルの家に帰ってきた。
離婚届に判を押せと迫るグムヒにドンジュが躊躇なく判を押すと、グムヒは、"何様のつもり"と言いドンジュを平手打ちして家を出た。
どうしようと泣きながら夜の街をさまよい歩くグムヒ。
家に戻ったグムヒは、今度は一転して離婚しないと言い離婚届を破り捨てた。
わめき散らすグムヒにドンジュは、そんな態度だから謝る気も失せると開き直り家を出た．．．ドンジュはヨンジの家へ。
ヨンジを呼び出したグムヒ．．．待ち合わせ場所に来たのはドンジュと一緒のヨンジだった。
ヨンジはグムヒに、あなたよりもドンジュを愛している、どんな結論が出ようと二人の問題だと言い、一人だけ先に帰った。
残されたグムヒとドンジュ、グムヒは話にならないと席を立った。
一方、ジュンハ(シン・ソンウ)は、妻ナミ(ビョン・ジョンス)の父親に呼び出されていた。
資産家で有力者の父はジュンハに、赤字になっている出版社をやめるように言い、さんざん罵った。
それに対してジュンハは何も言い返せなかった。
ソンヨンにお金を借りたグムヒがジュンハに電話を入れると、クラブの個室に呼び出された。
グムヒは洋服代だとお金を差し出すが、ジュンハは受け取らない。
夫の事を聞かれ始めたグムヒは一旦帰ろうとするが、思い直して部屋に戻りお金を叩きつけジュンハを平手打ちした。
すると、ジュンハはグムヒを強引に抱きしめた。

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