ユン・ソクホ監督の色をテーマにしたドラマシリーズ。
ジュンヨン(ホン・ギョンイン)、ヒス(キム・ジナム)、ミンギ(キム・ヒョンギュン)の三人は幼なじみ。
ジュンヨンはヒスを好きだったが、ヒスはミンギのことが好きだった。
中学時代、ミンギが勉強のためソウルに引っ越すと、残されたジュンヨンはヒスを一人占めして幸せな日々を過ごした。
しかし、やがてヒスもソウルに引っ越すことになった。
年月は流れ、ヒスとミンギは同じ大学に通い交際していた。
放送部に所属するヒスのもとに、絵を描いた差出人不明のハガキが届くようになった。
ヒスは次第に差出人がジュンヨンではないかと思い始め、やがてそれは確信へと変わっていった。
一方、ミンギは構内でソヨン(ミン・ジェヒ)という生意気で高飛車な女子学生と知り合いになった。
ソヨンはミンギを気に入り、まとわりつくようになる。
そんなある日、美大生になっていたジュンヨンが大学を訪ね、ヒスと再会した。
ミンギを交え三人の交流が再開されることになるが、ジュンヨンは今もヒスとミンギの間に入っていけないと感じていた。
ミンギを自分のものにしたいソヨンは、ヒスとミンギの仲を引き裂こうとジュンヨンに持ちかけるが、ジュンヨンはヒスを苦しめることは出来ないと断った。
ある日、ジュンヨンとヒスがミンギの家を訪ねると、そこには泥酔したミンギを介抱するソヨンがいた。
落ち込むヒスをジュンヨンが慰めた。
しかし、ジュンヨンは自分の存在がヒスとミンギの関係をこじらせているのではないかと思い悩む。
ミンギが進める映画制作の場で四人が顔を合わせると、ジュンヨンとヒスの関係を誤解したミンギがキレてしまう。
気まずくなったヒスとミンギは、結局別れることになり、ミンギはソヨンと交際することになった。
月日が流れたある日、他の三人と交流のなくなっていたヒスは、偶然ソヨンと再会するが、ソヨンは他の男と一緒だった。
ソヨンはヒスに、ミンギと別れた事、ミンギが他の女性に夢中になっている事、ヒスを一番想っているのはジュンヨンだということを話した。
その話にヒスは、ジュンヨンへの想いが次第に大きくなっていく自分に気づいた。
ヒスがジュンヨンのアトリエを訪ねると、そこにはヘジン(パク・ヒョンジョン)という女性がいた。
ジュンヨンとヒスは、子供の頃に戻ったかのように仲良くひと時を過ごした。
ジュンヨンとヘジンが婚約すると知ったヒスはジュンヨンに、"一生そばにいてくれると思った"と本心を打ち明けた。
ヒスはヘジンに、ジョンヨンが優しくするのは兄のような気持ちからだと話し、安心させた。
しかし、ヘジンはジュンヨンの本心がヒスにあることを見抜いていた。
涙で去っていくヒスに、ジュンヨンは何も言えずただ黙って見送るだけだった。
ソウルに戻ったヒスのもとへミンギが訪ね、ヨリを戻そうと持ちかけてきた。
ミンギにはもう愛を感じていないヒスだったが、ジュンヨンを失った今、ミンギと結婚する決意をする。
ジュンヨンは、"愛が無いけど結婚する"というヒスからの手紙を受け取った。
式場に来たジュンヨンはヒスに、ヘジンとは婚約していないと話した。
式が始まると、ヒスの脳裏にはジュンヨンとの思い出だけが駆け巡る。
そして、ヒスは突然、式場を飛び出しジュンヨンのもとへ急いだ。(終)
(総評)
美しい映像とともにユン・ソクホワールドを堪能しました。
かなり変わったストーリーが多くユン・ソクホ監督に対するイメージが少し変わりました。
「ホワイト:白で描いた悲しみ」
ドラマ「冬のソナタ」の原型といわれている作品、いかにも韓国ドラマ。
「レッド:赤い色は愛の注意報」
かなり過激なヒロイン、ラストは、悲しすぎます。
「グレー:灰色が美しい理由」
いい感じです、大人のラブストーリー。
「イエロー:レモンティーの誘惑」
かなり厳しい、やっつけ仕事的、ラストだけ。
「バイオレット:紫のブラインドを開ければ」
四季シリーズからは想像もできない変わった作品、まあ面白かった。
「ブラウン:コーヒーの香りは風に飛ばされて」
ちょっと厳しい、よくわからない。
「ブルー:ジャズに近いブルー」
これまたちょっと厳しい。
「グリーン:君の背に緑の陽射しが」
いい感じで最後も一番よかった。
個人的に好きな順は、グレー、ホワイト、グリーン、レッド、バイオレット、ブラウン、ブルー、イエロー。
「カラー(グリーン:君の背に緑の陽射しが)」の登場人物はこちら→韓国ドラマ☆登場人物(カラー(グリーン:君の背に緑の陽射しが))
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2007年07月02日
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Excerpt: ※画像は【想いが伝わる花束3000】のイメージとなります。大きさ等をご参考下さい。ただし、花材などにより画像の大きさと若干異なる場合がございます。ご了承下さい。 当店ではオーダーメイド感覚で花束やフラ..
Weblog: カラーの1日
Tracked: 2007-07-23 05:25
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