そんな中、会長が末期の肝臓ガンであることが発覚、余命短いことが家族に伝えられた。
急に弱気になったマリがミンスに甘えると、ミンスはマリを優しく包み込んだ。
相変わらずウナはミンスを脅迫しようとしていたがミンスは全く動じなかった...二人が会っているところを秘書が見ていた。
ジョンヨン(ソン・ユナ)は、ガンヒョク(チャ・インピョ)から香港での真実を引き出そうとしていたが、ガンヒョクは話をそらし逃げてしまう。
ミンスを問い詰めたジョンヨンは事故の話を引き出すが、ウナと似たようなミンスの話ではガンヒョクが何に怯えているのか納得できなかった。
ミンスは、あえて自分が卑怯者になることでジョンヨンの気持ちを楽にしようとしたが、ミンスの本心を察するジョンヨンは、逆に自分がもっと卑怯者に思えて辛かった。
ミンスを脅すことが無理だと悟ったウナは、ガンヒョクを脅迫し始めた。
その頃、病気の進行で弱っていく会長を、敵視していたはずのガンヒョクもマリも会長ではなく父として見るようになり心を開き始めていた。
一方、秘書からミンスとウナの写真を受け取ったマリの母は、ミンスの愛人と勘違いしてウナを拉致した。
ウナは、大きな見返りを条件に、ひき逃げ事件の真実を話してしまう。
ガンヒョクを完全に裏切ったウナは、未だにガンヒョクを愛している自分に決別し涙を流した。
マリに呼び出されたジョンヨンが自分が"ファニ"であることを明かすと、マリはミンスは渡さないと宣言した。
家族全員を呼び出した会長は、ガンヒョク、マリ、そしてマリの母にさえ優しい言葉をかけた...涙するマリ。
そして会長は、ミンス一人を残して他の者に席をはずさせた。
野望とともに秘めたる正義感をも見抜いていた会長は、ミンスを"純粋な詐欺師"と評した。
ガンヒョクもマリも不幸にしたくないと話す会長を、ミンスは初めて"お義父さん"と呼んだ...そして会長が息を引き取った。
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