ユン・ソクホ監督の色をテーマにしたドラマシリーズ。
母親の住む向かいのアパートをビデオ撮影していた小説家のヒョンジョ(チョン・ソンファン)は、ある部屋で紫の下着姿の女性インファ(ヨム・ジョンア)を見つけ目が釘付けになった。
ヒョンジョには恋人がいたが、純粋な愛を求める彼は女性の体に触れることさえできなかった。
それが原因で恋人に別れを告げられ、ますます向かいのアパートの女性が気になりだした。
ある日、散歩中のヒョンジョはインファから声をかけられ、二人は握手した。
そのうちヒョンジョは、双眼鏡を使ってインファの部屋を覗き見るようになった。
違う男が入れ替わりインファの部屋にやって来て怪しげな行動をする姿を見たヒョンジョは、インファに幻滅する。
再びインファに声をかけられたヒョンジョは、"女というものが理解できない"と言い素っ気無い態度をとった。
しかし、ヒョンジョは仕事中もインファのことが気になり、ついつい双眼鏡で覗きをしてしまう。
そんなある日、見合いをしたインファは、見合い相手を部屋に連れ込んだ。
いつものようにヒョンジョが覗いていると、突然ブラインドが下ろされてしまう。
中の様子が気になってしかたのないヒョンジョは、インファの部屋のインターホンを鳴らすが、インファの応答には無言で立ち去った。
恋愛に否定的なインファは、見合い相手と一夜を共にするが、ビジネスと割り切っていた。
一方、ヒョンジョは、出版社の勧めで"愛は永遠"という小説を書き始めた。
インファのトリコになった見合い相手が毎晩のように部屋にやってくると、ヒョンジョはその度にインターホンを鳴らした。
そんな中、母親に留守番を頼まれたヒョンジョは、インファから預かったというカギを手にした。
ヒョンジョは、早速合カギを作りインファの部屋に侵入した...すると、インファが見合い相手とともに帰ってきた。
ヒョンジョは何とか見つからずに部屋を脱出するが、インファはヒョンジョの存在に気づいているようでもあった。
少しずつ見合い相手に本気になり始めていたインファは、逆に相手からビジネスと割り切られてしまう。
泣き崩れるインファの様子を覗き見たヒョンジョは、再び部屋に侵入した。
潔癖症のヒョンジョは、思わず散らかった部屋の整理を始めてしまう...それは冷蔵庫の中の玉子の配置にまで気を使うほどだった。
帰宅したインファがすぐに部屋の異変に気づくと、翌日わざと部屋を散らかして外出した。
再び整理されている部屋、インファが見えない相手に声をかけるとヒョンジョが姿を現した。
インファは、ローションの香りから犯人がヒョンジョであることを見抜いていた。
インファが不法侵入で訴えると言うと、ヒョンジョは夢を壊した罪で訴えると返した。
インファは自分の恋愛観を語り、愛は邪魔なだけと結論づけた...そして、二人は関係をもった。
男女が関係を持つのは簡単だというインファにヒョンジョは、純粋な愛を語った。
ヒョンジョが部屋で泣き崩れていた日のことを話すと、インファは失恋した親友が自殺した話をした。
インファは、人を本気で愛することを恐れていた。
インファがヒョンジョに、夢の中の愛ではなく現実の愛が必要だと話すと、ヒョンジョは本当の自分に戻れと忠告した。
その後もヒョンジョは公然の侵入を繰り返していたが、ある日突然カギを変えられてしまう。
昔の恋人に呼び出されたヒョンジョは、自分の求めていた愛が君を苦しめていたと謝罪し関係を持とうとするが拒まれてしまう。
しばらくすると、昔の恋人から結婚するという手紙が届いた。
そんな中、インファが失踪したとの知らせが入った。
双眼鏡でインファの部屋を覗き見たヒョンジョは、その様子がインファの親友が自殺した時の状況に似ていることに愕然とした。
ヒョンジョの小説のタイトルが"愛は永遠"から"愛はない"に変更されて出版された。
出版記念のサイン会場、インファの幻を見たヒョンジョは、本のタイトルを"愛はある"に書き換えた。(バイオレット「紫のブラインドを開けると」終)
「カラー」の登場人物はこちら→韓国ドラマ☆登場人物(カラー(バイオレット:紫のブラインドを開ければ))
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出演:クォン・サンウ ミョン・セビン チョン・ソンファン キム・ジョンファ チョン・テウ
ユン・ソクホ色と映像の四季
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2007年05月17日
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