ドラマ「千万回愛してます」、全話視聴した感想です。(ネタバレ)
全体を通してみれば現代劇としてはまずまず面白かったです。
現実社会では絶対ありえないほど人間関係が絡み合っているのは多少気になります。
ヒロインのウンニム(イ・スギョン)の夫になるガンホ(チョン・ギョウン)の兄セフン(リュ・ジン)が不倫をしていますが、その不倫相手ヨニ(イ・シヨン)の母親クムジャ(クォン・ウナ)がウンニムを代理母にさせた張本人。
このクムジャはセフンの妻ソニョン(コ・ウンミ)の実家に出入りしている友人。
ウンニムは自殺しようとしたところを偶然ヨニに助けられて友人になったりします。
また、ウンニムの継母エラン(イ・ミヨン)とガンホの祖母オクソン(サ・ミジャ)は昔からの知り合いだったりします。
そのエランの娘でウンニムの義姉にあたるナンジョン(パク・スジン)は、ソニョンの弟チョル(キム・ヒチョル)と結婚します。
そろそろわけがわからなくなってきます...もっといろいろあったハズです。
メインストーリーは、ウンニムが父親インドク(キル・ヨンウ)の手術代を稼ぐため代理母になりパンウルを出産します。
完全にパンウルに情がうつったウンニムはパンウルを渡したくないのですが、クムジャに無理やり取られてしまいます。
その後紆余曲折の末、ウンニムは恋人ガンホと結婚しますが、そこでパンウルがガンホの兄夫婦の子供ユビンとして育てられていることを知ります。
この複雑な状況をどうやって打開していくのか?...ここからがこのドラマの最大のヤマ場だったハズですが、逃げちゃいました。
代理母の問題に対してあるメッセージみたいなものを期待していたのですが、なぜかクムジャに代理母を依頼したセフンの母ヒャンスク(イ・フィヒャン)は認知症になってしまい、ウンニムにも胃ガンが宣告され、思わぬ方向にハンドルが切られてしまいました。
これは作家をはじめとする製作者が代理母の問題から目を背けたとしか思えません。
せっかく面白かったのに、最後は陳腐な病気モノのひとつになってしまったことは非常に残念でした。
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2011年06月15日
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