これはBS放送のドラマでは今年最高に楽しめましたが、やや納得のいかない面もありました。
BS11でカット版であることは承知で視聴を始めました。
序盤から中盤、大幅にカットされていることはほとんど感じることなく楽しんでいましたが、終盤、特に最終盤はバタバタした感があり、ラストはオリジナルでも本当にこれがラストシーンなの?と思わせるものでした。
オリジナルを見ているわけではないので想像の域は出ませんが、終盤は大幅カットの弊害があったと思います。
ドラマのテーマのひとつが母子の絆であることは理解できますが、視聴者の最大の関心はヒョンウがソさん(=ウニョン)やビアンとの関わりの中で精神的に自立し成長する過程にあったと思います。
だからウニョンもビアンの出てこないラストシーンには納得できませんでした。
個人的趣向では、その後は自由に想像して下さいではなく、何年後まで徹底的に描いて欲しいので、ヒョンウとウニョンとビアン(できればビアンの弟か妹がいれば最高)が仲良く楽しそうにしている様子を見たかったです。
いきなり注文から入りましたか、全体としてはとてもよく出来た作品だったと思います。
シン会長、ジョンウ、ナギョンの三大悪者に、か弱いウニョンともっと弱いヒョンウやビアンがその深い絆で立ち向かう様子は感動的でした。
ウニョンの父を騙したコン・チュンシク、ビアンの養父ファン・ジョング、偽者男ハ・ドンフン、ナギョンの元姑や元夫と次々と登場する悪者キャラの存在もドラマを盛り上げてくれました。
機会があればオリジナルの「白い嘘」の世界を堪能したいと思います。
白い嘘 ドラマ情報
白い嘘 キャスト&登場人物
白い嘘 キャスト&登場人物EX(画像付き)



DVD-BOX 1

DVD-BOX 2

DVD-BOX 3

DVD-BOX 4

DVD-BOX 5
