ドラマ「善徳女王」、全話視聴した感想です。(ネタバレ)
観始めた頃は、とても面白くこれまでの観た韓国ドラマの中でナンバーワンになるのではと期待しました。
週一で吹替(BSフジ)という不利な条件の中、毎週楽しみにしていました。
しかし、この期待は中盤以降、完全に裏切られました。
大きなギアチェンジ(シフトダウン)が2回ありました。
1回目は、トンマン(イ・ヨウォン)の双子の姉チョンミョン(パク・イェジン)が殺され、トンマンが宮殿に入ったあたりでした。
壮大だった物語が宮殿内のチマチマした駆け引きになりかなり興味が失せました。
2回目は、トンマンの宿敵ミシル(コ・ヒョンジョン)が死んだあたりでした。
実質的にトンマンを凌ぐ存在だったミシルの退場は、致命的でした。
その後のトンマンとピダム(キム・ナムギル)の対決は、とってつけたような展開でかなり退屈でした。
予想以上のピダム人気の副作用といったところでしょうか?
ラストも何だかなあという感じで...どうせならキム・チュンチュ(ユ・スンホ)の即位くらいまでは描いて欲しかった。
大きな期待で始まりましたが、放送期間が長かったせいもあり、完全に賞味期限切れといった印象で幕を閉じました。
BSフジの韓国ドラマの感想では毎回書いていますが、時代劇ではなじみのない地名や人名、役職名等がいっぱい出てくるので、吹替では何を言っているのかサッパリわからない箇所があります。
百歩譲って音声は吹替でもいいので字幕も同時に出してもらえると助かります。
善徳女王 ドラマ情報
善徳女王 キャスト&登場人物
2011年01月30日
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私は夢中で見たのですが、ひどい誤魔化しに気付いて、ガッカリしました。
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ミシル、ミセン、ソルォン、セジョン、ムンノは全て、トンマンの曾祖父(真興王)の部下です。曾祖父の部下では、どんなに若くても、トンマンの祖父母の年齢でしょう。
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トンマンの父の真平王は、ミシルの前で幼児から青年、中年になり、やがて病み付いて亡くなります。すると、白髪も生えないミシルは、真平王の娘のトンマンと王位を争って戦います。
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時間的に不可能な話です。
コメントありがとうございます。
ご指摘の矛盾は、ドラマ自体が面白ければ気にならないのですが、イマイチだとあら探しモードに入ってしまいます。
字幕ノーカットだと印象も違うのかもしれませんが、後半はお座なり視聴になってしまいました。
今後もよろしくお願いします。