ラストは衝撃的でしたね。
視聴前からタイトルの「完全」とはどういう意味なのか、いろいろ想像していました。
真っ先に思い浮かぶのは最愛の人の後を追うことでしたが、映画ならできてもお茶の間に流れるドラマではできないだろうなと思っていました。
かといって最愛の人の分まで子供たちを愛し生きていくという解釈では常識的過ぎて面白くありません。
最愛の人を失うとはどういうことなのか、どれほどストレスを感じることなのか想像することは難しいですが、シウ(チャ・インピョ)がヨンエ(キム・ヒエ)をどれほど強く愛していたのかは、何となく分かる気がします。
それにしてもラストは、ちょっと予想していませんでした。
感動するというよりもしばらく呆然としてしまいました。
何も知らずスキー場で楽しく遊ぶ子供たちが痛々しかったです。
また、衝撃的な現場に立ち会うことになったジナ(イ・スンヨン)は、これまで以上にシウのことが忘れられなくなってしまったのではないでしょうか。
次は、ジナの精神状態が心配になるくらいでした。
ドラマ全般としては、よくある病気モノの範疇だったので目新しさは感じませんでしたが、父親との確執や兄夫婦のエピソード、ジナとの微妙な関係など、いろいろな要素もあり楽しめました。
しかし、いろいろあってもこのドラマ、個人的にはラストに尽きます。
しっかりと視聴したドラマでも、しばらくすると最後どうなったか忘れてしまっているものも多いですが、このドラマだけは決して忘れないでしょう。
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