ポン女史は、ある思惑を抱いてウソン(シン・ドンウク)と再び手を組むことになった。
そして、企業イメージを損ねた責任でウソンを追及する理事たちの前に、BA社の筆頭株主となったポン女史が現れた。
ポン女史が演説を始めると、そこにナラも乗り込んできた。
ナラは、"お金のせいで人を殺さないで下さい、BA社を元に戻せ"と言い放った。
ウソンがナラを追い出そうとすると、ポン女史は、ナラをBA社の新代表に指名した。
新代表を引き受けたナラは、早速ウソンを解雇...全てはトクゴ・チョル(シン・グ)が仕組んだことだった。
一方、ドンポ社長は、回収したお金を持ち逃げし、チャヨン(キム・ジョンファ)の下から去った。
ナラは、新代表就任式で、"庶民のためのBA社にする"と挨拶した。
式の模様をテレビで見ていたジュヒの父は、ナラを見直していた。
ジュヒの勤める銀行に講演に来たナラは、ジュヒと目を合わせるが、見つめ合うだけでお互い無言だった。
ナラを愛していることを思い知るジュヒ...一方、ナラもジュヒのことをあきらめられなかった。
そんなナラの姿を見たトクゴ・チョルは、"生きているうちに愛しなさい"と忠告した。
その夜、ジュヒに会ったナラは、ペンでジュヒの指に指輪の絵を描きプロポーズした。
しばらく後、ナラとジュヒの結婚式...トクゴ・チョルやポン女史、妹のウンジらが駆けつける中、チャヨンが現れた。
チャヨンが、"おめでとう"と言うと、ナラは、"金持ってる?"と冗談で返した。
チャヨンはナラに、"チャヨンとは会いません"という念書を返し、二人は和解した...しかし、立ち去るチャヨンは涙をこらえていた。
式の直前、ナラを訪ねて来たドンポ社長は、杖でナラの頭を何度も何度も殴打した。
頭から血を流し倒れこむナラの薄れ行く意識の中に、ジュヒとの思い出が駆け巡った。(終)
(総評)
ナラは死んでませんよね?...ボーナスラウンドもあるし。
「パリの恋人」以来のパク・シニャンのドラマ出演ということで期待が大き過ぎました。
結局、最後までのめり込むことができずに終わってしまいました。
オープニングにもあるけど、最初の方でチャヨンが札束をぶちまけるシーンが全てでした。
面白そうだったのに...。
ストーリーは何となくドラマ「ジュリエットの男」に似ているけど、個人的には「ジュリエットの男」の方が断然好きです。
パク・シニャンの次回作に期待します。
※この記事は、BS11で放送されている全20話をもとに構成しています。(オリジナル全16話とは違います)
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