まず、タイトルとは裏腹に、なかなか島へ行きません。
記憶があやふやですが、初めて島へ行ったのは第5話くらいだったと思います。
しかも着いたと思ったら、ソウルへ戻る話をしています。
実際に島で過ごしたのは2〜3話分もあったかどうか。
先生として生徒と触れ合う部分やエピソードも少なく、島を離れる時、"先生、行かないで"というのも視聴者に対する説得力はありません。
またシナリオが穴だらけで、?と思う部分も多数ありました。
例えば、班長がゴァンギ(クォン・オジュン)と通じているのは明らかなのに、苦労して逮捕したゴァンギの連行を班長に任せてしまいます、等々。
悪役のジヨン(パク・ウネ)は勿論のこと、ホテ(キム・ミンジョン)の言うことを聞かずワガママ放題でうるさいウンス(ハン・ジヘ)にも好感が持てませんでした。
そんなウンスをなぜか好きになってしまうチャン先生(イ・ドンウク)も納得できません。
観る前は、殺人犯から身を隠すため島へ逃げてきた刑事と証人が、ニセ教師として生徒と触れ合っているうちに、殺人事件のことなどスッカリ忘れて生徒や島民に情が移り、本当のことが言い出せなくなりソウルに戻るに戻れなくなる話だと思っていました。
しかし、実際はゴァンギとのドタバタ劇となってしまいました。
悪いことばかり書きましたが、実際観てみると結構面白いのも事実です。
キム・ミンジョンは、相変わらずカラ回りの役どころで魅力を発揮していました。
ラストのラスト、ようやくタイトル通りという感じがしました。
真剣に観ると腹が立つかも知れませんが、単なる娯楽と割り切れば複雑なこともないのでそれなりに楽しめると思います。
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